Q&A
Q1.他社製品と基本的にどこが違いますか?(重要ポイント!)
スタッコフレックスと他社製品の基本的な違いを一言で言うと
- スタッコフレックス=コーキング材から開発された商品
- 他社製品=塗料の分野で開発された商品
ということです。
スタッコフレックスは、ログハウスのチンキング材(丸太のジョイント部に打つコーキング材)で圧倒的シェアを持つ親会社のパーマチンク社の技術を応用して開発された商品です。塗料の分野で開発された他社製品とは根本的に開発された経緯が違います。
ログの大きな伸縮に追随できる伸縮性を求められるチンキング材の特性をスタッコに応用していますので、他社製品には絶対に真似のできない伸縮性能が実現できたわけです。
スタッコフレックスは、骨材配合済みです。骨材は、純白で不純物を含まず化学変化を起こさないカルシウムサンドをあえて使用しております。
他社は、比較的安価で鉄分等の不純物を含むシリカサンド(珪砂)を使用していることが多いですが、安価な分、不純物を含んでいるので錆びや変色を起こす恐れがあります。(カタログ内比較表参照)
Q2.どのような物質で出来ていますか?
特殊配合されたアクリルポリマーが主成分で二酸化チタン、カルシウムサンド、水で構成されております。言葉にしてしまうと簡単で、上記を混ぜれば簡単に出来そうな気がしますが、一番のポイントはやはり、現存する全てのアクリルポリマーを研究し、試行錯誤の結果完成したポリマーなのです。
多くのメーカーが分析して同じ物を作ろうとしたが全く不可能だったそうです。
Q3.性能で最も優れているところは何ですか?
一番優れている点は、やはり他社製品では真似のできない伸縮性です。
それともっと優れていることは?伸縮性と併せて?通気性?防水性?断熱性?光触媒?錆びない骨材といった6つの性能を兼ね備えていることです。
家というのは4面全てコンディションが違います。日当たりが良い・悪い、風通しが良い・悪い・・・一つの性能だけの塗料では大切な家を守れません。
これだけの性能を兼ね備えた塗料です。
皆さん、他にご存知ですか?
Q4.耐久性や色褪せに関しては、どうですか?
スタッコフレックスは、長年にわたり施工時の弾力性を保つ性質を持っております。
アメリカの規格ASTMの耐紫外線促進劣化試験(30年分相当)を問題なくクリアしておりますので、数年で著しい変色、色褪せ等が起こることはないと思います。
また、使用している色粉も耐紫外線効果のあるドイツのトップメーカーの高級色粉を使用しております。
現時点の世界の塗料業界の中でスタッコフレックスの使用している色粉が一番褪色に強いものです。
色粉のコストを落として安い塗料を作れば売れますが、その分褪色も激しいのです。
注)一般塗料もそうですが、濃彩色は紫外線の影響を受けやすいので退色し易い傾向にあります。
注)ASTM(American Society Testing and Materials)はJISの基になっている工業規格です。
Q5.弾力性の耐久年数は?
Q4と共通しますが、スタッコフレックスは施工後完全硬化せず長年弾力性を保ちますので、20年以上は維持します。
アメリカでは発売当初の施工現場は現在進行形で25年以上経過しております。
Q6. 施工後、次回塗り替えの方法と塗料は?
スタッコフレックスの塗り替えは基本的に必要ありませんが、何年後かに色を変えたい場合は、既存面を洗浄後、シーラー処理を行いRENEW(超弾性ペイント-骨材がパウダー)を吹付け、もしくはローラーで施工頂ければ、スタッコフレックスの性能をそのままにリフォームできます。
Q7.保存期間はどれくらいですか?
未開封の場合は、2年くらいは問題ありませんが、開封後、水を加えて調整後の場合は半年以内に使用した方がよいです。
材料の保管につきましては、気温が0℃以下にならない場所で直射日光を避け、冷暗所に保管して下さい。
Q8.発注後何日間で納品されますか?
本州、四国、九州は、受注完了後約3日、北海道、沖縄は約4?6日です
Q9.コスト面でのメリットはどのようなものですか?
材料費のみで考えれば、他社製品よりも多少割高になりますが、骨材配合済であることと色調合済みで現場に届き、難しい施工方法等はなく、無塗装サイディングでの大壁工法が可能であり、トータル的に見ればコストギャップはなくなります。
その上にクラックが入りにくく、メンテナンスも殆どかかりませんので、従来品で施工後クラックが発生し、補修の為に足場を組んだ時点でコストが逆転しますから、様々な耐久性が求められる外壁において十分に採用メリットがある商品だと言えます。
Q3にもありますが、この価格で6つの性能を併せ持つ塗料はそうございません。
Q10.保証については、どのように説明しますか?
保証につきましては、施工要領に基づいた施工と保管がされ、尚且つ、不具合が発生した場合は、補修に必要な材料の提供をさせて頂きます。
保証期間は、工事完了日から7年間です。
Q1.どのような下地に塗装できますか?
スタッコフレックスは、強靭な付着強度を持っておりますので、シーラー処理(純正シーラーor国内塗料メーカーの水性カチオン系シーラー)を行えば木部以外の下地に直接施工できます。
(例)窯業系サイディング、無塗装板(3×10板)RC、モルタル、プラスターボード、ALCの他、何と!メタル(鉄板、アルミ、ステンレス等)にも施工できます。
Q2.ベースコート及びスタッコフレックスの乾燥時間はそれぞれどれくらいですか?
- ベースコート:塗布後、約12?20時間ですが、樹脂モルタルですので天候、湿度等のコンディションにより乾燥時間に差がでます。
- スタッコフレックス:施工後約24時間で一次乾燥し、その後、約1ヵ月で最終品質の状態になります。一次乾燥後であれば、雨等が付着しても問題ありません。
※共通事項として、施工時前後の降雨、降雪のとき、乾燥までにその恐れがある時は施工を控えて下さい。施工後24時間以内は降雨等から保護して下さい。
Q3.1缶で何?塗れますか?
- 吹付け:Sand,Fine共=約15?/缶
- コテ:Sand,Fine共=フラット仕上げで約11?/缶
※櫛引、厚塗り等の特殊なテクスチャーについては約7?8?/缶 です。
Q4.どのようなテクスチャーが出来ますか?
カタログにもテクスチャー例の一部を掲載しておりますが、基本的に一般的な吹付仕上げはマルチガン、万能ガン(口径4?6mm)、コテ仕上げは左官金コテ等を中心に各種テクスチャー用の専用ツールを用いれば殆どのテクスチャーが可能です。
Q5.室内の塗装も出来ますか?
室内塗装(吹付け、コテ)もまったく問題ありません。
下地処理は、通常のペイント下地(プラスターボード+寒冷紗+パテ処理)です。
VOC物質を含まず水性なのでJIS告示対象外商品ですがJIS F☆☆☆☆基準をクリアしています。
冷暖房効率アップ、防音効果アップ、光触媒効果、ひどく汚れても外壁同様、ブラシ水洗い可能なので室内塗装にも最適と言えます。(油汚れは落ちにくい場合があります)
Q6.吹付け時のかすれ透けは?
保障規定の最低品質保持厚1.6mm(吹付けの場合2回吹き)を基準に施工して頂く様、お願いしております。
この程度の厚みで施工していただければ、かすれ透け等の心配はなくなります。
Q7.トタンサイディングの場合、鉄板用シーラーがありますが、さびが出ないのでしょうか?
シーラー処理を行えば施工出来ますので、さび等の心配はありません。
Q8.窯業系サイディングボードの施工の際、目地コーキングの施工方法は?
通常窯業系サイディングを使う場合、
新築であれば、目地コーキング(通常通り施工して頂ければ大丈夫です)の上に、目地部分にカチオン系シーラーを1回塗り、その後ベースコート下塗り→ファイバーメッシュテープ→ベースコート上塗り→サンディング不陸調整後、スタッコフレックス施工部分全体をシーラー処理してフィニッシュ(SAND・/FINE・RENEW)を施工します。
リフォームの場合、シーラー処理を行えば、コーキングの上にそのまま施工出来ます。ALCの目地コーキングも同様です。
Q9.ローラー施工の際、ローラーのパターンは出てしまうのか?
施工面がフラットな場合は、RENEWはローラーのパターンが目立つ場合がありますが(それがテクスチャーだとも思いますが)、リフォームで既存面に既に何らかのテクスチャー(吹付け、コテ模様など)が付いている場合は、RENEWをローラー施工しても、むらはほとんど目立たないと思います。
RENEWは吹付けも可能ですので、状況に応じて使い分けて頂ければ良いと思います。
Q10.使用上の注意で特に注意するべき点は何ですか?
- 他社製品は、現場で骨材等を混入させる場合が多いですが、スタッコフレックスは骨材配合済ですので、施工前に攪拌してそのまま施工に入れます。
- 乾燥速度は他の同質材料と同様、速乾性ですので、必ず面ごとに仕上げて下さい。櫛引等の特殊なテクスチャーやコテ仕上げの場合は、仕上げのタイミングに特に注意する必要があります。必ず最低2人以上のチームで役割分担してスピーディーに施工して下さい。
- 仕上げ塗りの時、面の途中で施工をやめて塗り直すと、塗り目の違いによる色違いが発生しますので、必ず1面が仕上がったところで施工を区切って下さい。(休憩に入る時も同様です。
Q1.クラックの補修はどのようにしますか?
- 目地部分のクラックがひどく、下地補修が必要な場合は、目地部分の既存仕上げ材をサンダー、サンディング等で除去し、高圧洗浄後、ベースコートとメッシュテープにて下地処理をやり直す必要があります。
- ヘアクラック程度の場合は、クラック部分をサンディングし、パテや樹脂でクラック補修後にスタッコフレックスで仕上げます。仕上げは塗厚が確保できるコテ塗りを致します。
クラックの状況によって固めるベースコート&ファイバーテープまたは追従性のあるジョイントコンパウンドを使い分けます。- ベースコート・メッシュテープ=クラックのひどい場合(既存面を剥離して、再目地処理)
- ジョイントコンパウンド=小?微小なヘアークラック補修、目地部分補修調整用として使う。
- 既存建物と同じ色で仕上げたい場合は、塗料の色番をご連絡いただければ調色致します。
スタッコフレックスは既存建物の補修用塗料としてもご要望が大変ございます。 - アメリカでは建物のクラック等に対してスタッコ訴訟が多数起こっていますが、アメリカの保険会社が補修建物の補修塗料として唯一認めているのがこのスタッコフレックスなのです。
Q1.一般塗料メーカーで、タイルの上に塗る塗料が販売されていますが、材料屋・他メーカーの人からは、あまり薦められない。と言われますが、どうなのでしょうか?
スタッコフレックスは、基本的にシーラー処理を行えば下地を選ばす施工出来ます。優れた接着性能を持っておりますので、タイル面であってもタイル用のシーラー処理を行えば問題なく施工出来ます。
また、タイルの下地を埋めて塗り替えたい場合は、シーラー処理後ベースコートを水でセメントのように溶いて練った状態にして、目地部の不陸、タイル表面に塗ってから(カチカチに固まります)、同様にシーラー処理後スタッコフレックスを施工して下さい。
Q2.リシン・吹き付け下地を塗り替える場合
高圧洗浄をかけ、ほこり、汚れ、油分等を落とす。クラック等が発生している場合は、ベースコート&メッシュ、ジョイントコンパウンドで状況を見て補修をする。乾燥後、専用シーラーまたはカチオン系シーラーを塗り、スタッコフレックスを施工する。
Q3.コテ塗り(他社商品)下地を塗り替える場合
Q2と同様です。
既存面がコテ塗りの場合は、テクスチャーの不陸を拾い易いので、補修もコテ塗りのが望ましい。
Q4.タイル下地を塗り替える場合
高圧洗浄をかけ、ほこり、汚れ、油分等を落とす。乾燥後、モルタルを全面に塗り、目地を埋めてフラットにする。乾燥後、専用シーラーまたはカチオン系シーラーを塗り、スタッコフレックスを施工する。(小タイル等で目地が浅い場合は、スタッコフレックスを直接塗る場合もある)
Q5.サイディング下地を塗り替える場合
高圧洗浄をかけ、ほこり、汚れ、油分等を落とす。恐らく目地部分は、コーキング処理のみとなっているので、コーキングの劣化状況を確認した上で、ベースコート&メッシュテープで目地処理を行い、シーラー処理後、スタッコフレックスを施工。
共通事項:リフォーム、補修工事の場合は、既存の壁面のコンディションを精査した上で、(建物の年数、クラックの発生部位と度合い等)施工方法を検討して下さい。クラックの主な原因は、サイディングと躯体の収縮に仕上材が追随できずに発生してしまうケースが殆どです。この場合は、築後1?2年以上経過していれば、建物の大きな1時収縮が終わっているので、それ以上の大きな下地の収縮、躯体の動きはないと思いますが、地盤沈下や構造的な欠陥で問題が発生している場合は、更に動くことも考えられますので、責任の範囲を明確に(スタッコフレックスと言えども必要以上に下地が動けば破断の可能性があります)して工事前にしっかりとした検証を行い、施工計画を立てて下さい。

